比較編

高齢でも加入できるペット保険は?シニア犬・猫の保険の選び方を解説!

犬や猫が高齢になり、動物病院に通うことが増えてくると、改めてペット保険が必要だと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ペット保険には、加入できる年齢に制限があります。

保険会社によって年齢制限は異なりますが、年齢が上がるほど加入できるペット保険は限られるため、シニア犬・猫向けのペット保険を探す際は、保険料や補償内容はもちろん、自分のペットの年齢で加入できるペット保険はどの商品なのかを確認することも大切です。

この記事では、年齢別に加入できるペット保険をご紹介します。また、高齢時におけるペット保険の必要性やリスク、年齢に関するペット保険の疑問や高齢向けペット保険の選び方についても解説するので合わせてご確認ください。

高齢でも入れるペット保険は?

冒頭で紹介した通り、ペット保険によって加入できる年齢は異なります。
ここでは、それぞれの保険会社が定めている年齢制限を確認していきましょう。

【ペット保険別】犬・猫が加入できる年齢

当サイトに掲載している犬と猫が加入できるペット保険について、加入できる年齢が高い順にまとめると、下記の図のようになります。

list of ages available for pet insurance

年齢制限の上限が一番若く設定してあるペット保険は、アニコムの「どうぶつ健保ふぁみりぃ」と「どうぶつ健保ぷち」、ペット&ファミリーで7歳11ヶ月までです。
したがって、7歳11ヶ月までであれば、年齢面ではどのペット保険でも加入することが可能です。

一方、8歳以降は加入できるペット保険は限られてきます。
特に高齢な10歳以降に関して、年齢別に加入できるペット保険をまとめると以下のとおりです。

10歳でも加入できるペット保険
イーペット
au損保
日本ペット
楽天ペット保険
SBIいきいき少短
アイペット
ペッツベスト
アニコム損保 どうぶつ健保しにあ

11歳でも加入できるペット保険
SBIいきいき少短
アイペット
ペッツベスト
アニコム損保 どうぶつ健保しにあ

12歳でも加入できるペット保険
アイペット
ペッツベスト
アニコム損保 どうぶつ健保しにあ

13歳、14歳、15歳以上でも加入できるペット保険
アニコム損保 どうぶつ健保しにあ

ペットの年齢が13歳以上であれば、新規に加入できるペット保険はアニコムの「どうぶつ健保しにあ」のみです。
「どうぶつ健保しにあ」について詳しく知りたい方は、下記のページをご覧ください。

12歳以上でも入れる!アニコムのシニア向けペット保険の特徴・注意点は?アニコムには、12歳以上のペットでも加入できるシニア向けのペット保険「どうぶつ健保しにあ」があります。ここでは、便利な窓口清算や、大手企業ならではの充実したサービスも用意されている「どうぶつ健保しにあ」について詳しく解説していきます。 ...

なお、上記のページでは12歳であれば加入できるアイペット、ペッツベストとの比較も行っています。アイペット、ペッツベストとアニコム「どうぶつ健保しにあ」を比較したい方も是非ご一読ください。

※ペットの健康状態等による引受基準は各社によって異なります。
※ここには保険商品の内容の全てを記載しているものではありませんので、あくまで参考情報としてご使用ください。
※ここに記載されている保険商品の詳細な内容については、重要事項説明書および約款にて必ず全般的にご確認ください。

・PS保険/重要事項説明書
・楽天ペット保険/重要事項説明書
・SBIいきいき少短/ご契約に関しての大切な事柄
・アイペット/重要事項説明書
・FPC/重要事項説明書
・SBIプリズム少短/重要事項説明書
・au損保/重要事項説明書
・ペッツベスト/重要事項説明書
・アニコム損保/重要事項説明書
・アクサダイレクト/重要事項説明書
・ペット&ファミリー/重要事項説明書
・日本ペット/重要事項説明書
・イーペット/重要事項説明書
・イオン/重要事項説明書

高齢のペットのための保険選びでよくある疑問

高齢でもペット保険には加入した方がいい?

ペットが高齢になってからペット保険への加入を考え始める方も多いのではないでしょうか。
ここでは、高齢なペットが病気にかかるリスクを紹介した上で、ペット保険に加入するメリットをお伝えします。

高齢時の病気にかかるリスク

獣医療の発達や生活環境の向上などによって、ペットの高齢化が進んでいます。
人間と同様に、高齢犬・高齢猫になると免疫力や体力が低下するため、病気やケガのリスクが高まります。
病気やケガがきっかけとなって、他の病気を併発したり、寝たきりになってしまったりすることも考えられます。

若い頃の病気やケガは免疫力や体力があるので早く回復する場合もありますが、高齢時に患った病気やケガは命に関わりかねません。
治療で費用がかさむことも考えられるので、治療費に備えておく必要もあります。

ペット保険に加入するメリット

獣医療が発達し、以前は治らなかった病気でも治療法が確立されつつありますが、より高度な医療を行うとなると治療費の負担も大きくなることがあります。
ペットには人間のように医療保険がなく、全額自己負担となるので治療費に備えておかなければなりません。

そんなときに助けとなるのが「ペット保険」です。
万が一の治療に備えてペット保険に加入しておけば、病気やケガのリスクが比較的大きい高齢なペットの治療費に対する負担を軽減することができます。

また、保険に入っているという安心感から、病気かな?と迷ったときにも病院に連れていきやすくなり、病気やけがの早期発見・早期回復に繋がることもあるかもしれません。
大切なペットとできるだけ長く過ごすためにも、ペット保険の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

※保険金には、診療形態(通院・入院・手術)ごとに定める支払限度額やそれぞれに対応する限度日数または限度回数があります。
※補償の対象外となる項目もあります。詳細は、重要事項説明書および約款などでご確認ください。

持病があるペットでも加入できる?

高齢の犬や猫を飼われている方のなかには、実際に病気になった際にペット保険の必要性を感じて、加入を検討している方もいらっしゃるかもしれません。
ペット保険は持病がある場合でも加入することができるのでしょうか?

ペット保険の申込みでは、ペットの病歴を告知する必要があります。
この告知内容を元に、保険会社が引受審査を行い、加入可否が判断されます。
そのため、審査によっては加入を断られるケースもあるようです。

ただし、審査の基準は各保険会社で異なります。また、保険会社によっては特定の病気やケガ・部位を補償対象外とする条件付き(特定疾病不担保)で加入できる場合もあるようです。

下記のページでは、病気でもペット保険に入れるかについてより詳しく解説しています。
持病のあるペットを飼われている方は参考になさってみてください。

ペット保険の加入条件は?持病があっても入れる?ペット保険には加入するための条件がいくつかあります。申込み後に行われる引受審査では、持病などの告知に基づいて加入可否が判断されます。ここでは、基本的な加入条件や持病がある場合の各社の対応、ペット保険選びに役立つコンテンツをご紹介します。...

終身で加入できる?

ペット保険の保険期間は1年間なので、継続して加入するためには更新をする必要があります。基本的には終身で加入することができますが、保険会社によっては更新時の審査で継続を断られたり、条件がつくこともあるようです。
各保険会社の契約更新時の対応については、こちらの記事もご覧ください。

契約更新時は要注意!慢性疾患になったときのリスクとは?ペット保険の契約は、1年ごとの更新が一般的です。更新するタイミングでこれまでの保険金請求の状況などから、条件付きでの更新や更新不可となる場合もあります。ここでは、契約更新時の注意点や慢性疾患になったときのリスクをご紹介します。...

年齢が不明でもペット保険に加入できる?

保護犬や保護猫、譲り受けたペットでは生年月日がわからないこともあります。
生年月日がわからない場合は、動物病院で推定年齢を調べてもらうようにしましょう。

また、生年月日がわからない場合の対応は保険会社によって異なります。
下記の記事では生年月日がわからない際の対応に関して解説していますので、参考にしてみてください。

保護犬・保護猫など年齢や生年月日が分からなくてもペット保険に加入できる?ペット保険に加入するためには、ペットの年齢を提示する必要があります。ですが、保護犬や保護猫など、年齢が分からない場合はどうすればいいのでしょうか?ここでは、年齢が分からないペットが加入するために必要なことや各社対応についてご紹介します。...

高齢のペットのためのペット保険の選び方

ペット保険選びにおいて、年齢制限は大切なチェックポイントですが、補償内容や保険料なども商品やプランによって異なるので、確認する必要があります。
「自分は何を重視したいのか」を意識した上で補償内容や保険料を比較することが大切です。
ここでは、ペット保険を比較するためのチェックポイントをいくつかご紹介します。高齢犬・高齢猫のための保険選びの参考になさってみてください。

補償範囲

保険会社によっては、手術のみに特化したプランや、ケガのみに特化したプランなども用意されています。
動物病院でかかった多くの治療費に備えたい場合は、通院・入院・手術を補償範囲とするペット保険を探してみましょう。

免責金額

保険会社によっては免責金額を定めているものもあります。免責金額とは、治療を受けた際に自己負担する金額のことです。例えば、免責金額が5,000円に設定されている場合、補償対象となる治療費が5,000円以下の場合は、自己負担になります。

ペットが高齢になると、通院回数も増えてくることが考えられます。ちょっとした通院にも備えたいという方は免責金額の有無も確認しておきましょう。

付帯サービス

ペット保険によっては、獣医師に相談できるサービスやペット関連施設の優待サービスなどが付帯されている場合があります。
治療費に対する補償以外に、便利なサービスも受けたい方は付帯サービスの有無も確認しましょう。

保険金の請求方法

保険金の請求方法は「窓口精算」と「後日精算」の2種類あります。
窓口精算の場合は、動物病院で発生した金額からペット保険の契約内容に応じた差額分を支払う形になるので、保険金を精算する手間を省くことができます。

保険金の請求方法に利便性を求めるのであれば、窓口精算の可否は気になるところでしょう。
ただし、窓口精算は保険会社が提携している動物病院のみの対応となり、提携外の病院を受診した際は、後日精算として保険会社に郵送で保険金を請求することになります。

保険料

ペット保険に加入するとき、保険料はどうしても気になるポイントだと思います。ですが、ペット保険を保険料の安さだけで選ぶことはおすすめできません。
たとえば、保険料が安くても、補償対象外となる病気が多く設定されていると、いざというときに補償を受けることができない可能性が高くなります。
必要なときに必要な補償を受けるためにも、ペット保険を選ぶ際は、保険料だけでなく補償内容も確認することが大切です。

また、保険料は基本的にペットの年齢に応じて高くなっていきます。保険料を確認するときは加入時の金額だけでなく、数年後の保険料も確認しておきましょう。

10歳でも入れる保険の補償内容一覧

当サイトに掲載している14社の通院・入院・手術をカバーするプランのなかから、10歳の犬・猫でも加入することができるペット保険の補償内容を確認します。
たとえ保険料が安くても、必要な補償が受けられなければ本末転倒です。保険料を確認する前に、支払限度額や免責金額の有無など、補償内容をしっかりチェックして納得のいくものを選びましょう。

保険会社/商品名 補償割合 新規加入可能年齢 回数(日数)制限 1日(回)あたりの上限金額 待機期間 窓口精算 免責金額 付帯サービス
アイペット
うちの子
50% 12歳11ヶ月まで 通院・入院は年22日まで
手術は年2回まで
通院・入院は1万2,000円まで
手術は10万円まで
なし あり なし あり
70% 通院は1万2,000円まで
入院は3万円まで
手術は15万円まで
楽天ペット保険
ずっといっしょ[もっと]
通院つきプラン
50% 満11歳未満
(10歳11ヵ月まで)
通院は年22日まで
入院は年25日まで
手術は年3回まで
通院・入院は1万2,000円まで
手術は12万円まで
病気は30日間 なし なし あり
70% 通院・入院は1万5,000円まで
手術は15万円まで
ペッツベスト
セレクトBEST(注2)
60% 12歳11ヶ月まで なし(年50万円まで) 病気(ガンを除く)は30日間
ガンは60日間
なし 1保険期間あたり2万円、5万円、10万円のいずれか
(プランによって異なる)
なし
80%
au損保
通院ありタイプ
50% 10歳まで なし(入院・手術は年50万円まで。通院は年20万円まで) 病気は30日間 なし なし あり
70% なし(入院・手術は年70万円まで。通院は年28万円まで)
SBIいきいき少短
スタンダードプラン
50% 11歳11ヶ月まで なし(年50万円まで) 病気は1ヶ月間 なし なし なし
70% なし(年70万円まで)
SBIいきいき少短
ライトプラン
50% なし(年50万円まで) 1日あたり5,000円
70% なし(年70万円まで) 1日あたり7,000円
日本ペット
いぬとねこの保険
プラチナプラン
50% 満10歳まで なし(年50万円まで) 病気(ガンを除く)は30日間
ガンは60日間
なし なし なし
70% なし(年70万円まで)
90% なし(年90万円まで)
イーペット
e-ペット
50% 満10歳まで なし(年60万円まで) 病気は15日間 なし なし なし

※保険期間は1年間、満期返戻金なし
※ここには保険商品の内容の全てを記載しているものではありませんので、あくまで参考情報としてご使用ください。
※ここに記載されている保険商品の詳細な内容については、重要事項説明書および約款にて必ず全般的にご確認ください。


・アイペット/重要事項説明書
・楽天ペット保険/重要事項説明書
・ペッツベスト/重要事項説明書
・au損保/重要事項説明書
・SBIいきいき少短/ご契約に関しての大切な事柄
・日本ペット/重要事項説明書
・イーペット/重要事項説明書

10歳でも入れる保険の保険料一覧

続いて、当サイトに掲載している14社の通院・入院・手術をカバーするプランのなかから、10歳の犬・猫でも加入することができるペット保険の保険料を確認しましょう。
ここでは、「トイプードル、補償割合70%、月払、免責金額なし、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」という条件で、各社の保険料をまとめました。
※この保険料表示にかかる詳細な前提条件は、保険料表の直下に記載していますので、そちらでご確認ください。

なお、実際に保険商品を選ぶ際は、保険料だけでなく、これまでに紹介した補償範囲や補償内容等も併せてご検討ください。

保険会社/商品名 補償割合 10歳 11歳 12歳 13歳 14歳 15歳
アイペット
うちの子
70% 6,990 7,720 8,510 8,510 8,510 8,510
楽天ペット保険
ずっといっしょ[もっと]
通院つきプラン
70% 6,530
au損保
通院ありタイプ
70% 7,110
SBIいきいき少短
スタンダードプラン
70% 4,760 4,760 6,930 6,930 6,930 6,930
日本ペット
プラチナプラン
70% 6,130 6,500 6,880 7,680 8,780 10,120
イーペット
e-ペット
70% 5,520 5,920 6,550 7,190 7,830 8,470


【上表の保険料の前提条件】
・各社の保険料表に基づいて作成。
・トイプードル、補償割合70%、月払、免責金額なし、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない。
・なお、ペッツベストは70%補償プランがないため、SBIいきいき少短ライトプランは免責金額があるため、上表では表示していない。
・楽天ペット保険、au損保の11歳以降の保険料に関してはそれぞれの保険会社に直接お問い合わせください。

【注意事項等】
※保険料は、今後の商品改定等により変更となる場合があります。
※ペットの健康状態等による引受基準は各社によって異なります。
※ペット保険に加入する際、前提となる条件の違いにより保険料が異なる場合があります。実際に適用される保険料については、保険会社に問い合わせたうえで商品を選択しましょう。
※ペット保険は、保険料だけではなく、契約条件や補償内容などの要素も考慮した上で比較・検討してください。
※ここには保険商品の内容の全てを記載しているものではありませんので、あくまで参考情報としてご使用ください。
※ここに記載されている保険商品の詳細な内容については、重要事項説明書および約款にて必ず全般的にご確認ください。


・アイペット/重要事項説明書
・楽天ペット保険/重要事項説明書
・au損保/重要事項説明書
・SBIいきいき少短/ご契約に関しての大切な事柄
・日本ペット/重要事項説明書
・イーペット/重要事項説明書

保険会社の特徴一覧

補償内容や保険料の数字を見比べることも大切ですが、数字には見えない保険会社の特徴、さらには気になる点を把握することも大切です。
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まとめ

獣医療の発達によってペットの寿命は延びているものの、やはり若齢期に比べると、高齢期に病気やケガを患った場合は治療に時間がかかり、それに伴って治療費の負担が大きくなることもあります。

ペット保険には加入できる年齢に上限が定められていることがほとんどです。
なかにはアニコムの「どうぶつ健保しにあ」のように、上限のないペット保険もありますが、ペットの年齢が上がるにしたがって選択できる商品は少なくなってしまいます。

今は健康であっても、高齢時に病気やケガをするリスクを考え、万が一の際に最適な治療法を選択するために、ペット保険の加入を検討してみてはいかがでしょうか。
持病や病歴があっても、条件付きで加入できるケースもあるので、まずは問い合わせてみることをおすすめします。

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本記事の内容はすべて2021年6月30日時点のものです。