ペット保険を申し込もうとしている方のなかには、
「ペット保険の申込みってどうすればいいの?」
「申込みには何が必要?」
「支払方法は?」
「申込み時に気をつけることはある?」
「申込み後、いつ補償が開始されるの?」
といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな悩みを抱える方のために、ペット保険の申込みに関する確認事項、基本的な手順をイチからわかりやすく解説します。
また、補償開始のタイミングなど、申込時に気をつけておきたいポイントもご紹介しているので、申込前に是非確認してみてください。
ペット保険申し込み前に押さえておこう!
- 申し込み前に生年月日と既往歴を確認しよう
- 申込方法は「郵送」と「インターネット経由」の2通り
- インターネット経由は郵送よりも早く保険が開始されることが多い
- ペット保険には待機期間があることも
申込前の準備
スムーズにペット保険に申込みをするために、事前に確認が必要なことがあります。例えば、生年月日や過去にかかった病気などが挙げられます。ここでは事前に確認をしておくことを解説します。
生年月日の確認
ペット保険に申込みをする際は、ペットの生年月日をペット保険会社に伝える必要があります。そのため、ペットの生年月日がわかるもので確認をしておきましょう。
また、保護犬や保護猫、譲り受けたペットのため、生年月日がわからないケースもあるかと思います。その場合、加入を検討している保険会社のサイトなどを確認のうえ、動物病院で推定年齢を調べる必要があります。誕生日の決定方法については、ペット保険会社によって対応が異なるため、あわせて確認をしましょう。
下記の記事では、各保険会社の年齢や生年月日がわからない場合の対応についてまとめています。
既往症の確認
ペット保険の申込みの際には、これまでに患った病気(既往症)について、保険会社に正しく伝える必要があるため、加入するペットの病歴を確認しておきましょう。
なお、過去に特定の病気にかかっているとペット保険に加入できないこともあります。加入不可となる病気は保険会社によって異なりますが、ここでは一例としてアイペット損保の加入条件を確認してみましょう。
過去に以下にあげる病気であると診断されたことがある場合、ご契約をお引受できません。
心疾患、腎疾患、副腎疾患、肝胆疾患、糖尿病、フィラリア感染症、悪性腫瘍、脳・神経系疾患、甲状腺疾患、ホルネル症候群、猫伝染性腹膜炎(FIP)、猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ、FIV)、猫白血病ウイルス感染症(FeLV)、バベシア症、ヘモプラズマ症(旧:ヘモバルトネラ症)
また、猫の場合は、以下にあてはまる場合もご契約をお引受できません。多頭飼育されている猫の中に、過去「猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ・FIV)」と診断された猫がいる場合
何卒ご了承ください。
下記の記事では各ペット保険会社の加入条件をまとめています。持病のあるペットの保険加入を検討している方は、こちらのページで加入できるペット保険を探してみてください。
申込時に気をつけるべきことは?
上記でペット保険の申込みの準備として、生年月日や既往症などを確認する必要があることを述べましたが、確認した情報はペット保険会社に正しく伝えることが大切です。
誤った情報を伝えてしまうと、保険加入後に保険金が支払われないといったトラブルが起きてしまうこともあります。
下記の記事ではトラブルを回避するための解説をしていますので、参考になさってください。
ペット保険の申込方法「郵送」
郵送の場合、まずは「申込書類」を請求する必要があります。
郵送での申込みの流れ
①まずは加入したい保険会社に「申込書類」を請求しましょう
②申込書類(告知書などを含む)に生年月日や既往症など必要事項を記入して返送します
③保険会社の審査が通ると「引受承諾書」が届きます
④保険料を支払います
⑤入金確認が行われると、保険証券が発行され、保険が開始となります
郵送での申込みで必要になる主な書類
保険会社によって異なりますが、主に必要な書類としては下記が挙げられます。
・保険会社の契約申込書
契約者の氏名や住所、ペットの情報(種類、年齢)、加入を希望する保険プラン、保険料の支払方法など、必要事項を記入します。
・告知書
加入するペットの健康状態について記入します。記入内容が事実と反する場合は、保険金が支払われない、または契約を解除されることがあります。
・健康診断書
保険会社が指定する健康診断を受けます。保険会社やペットの年齢などによって、提出不要の場合もあります。
・ペットの写真
保険会社によって、撮影日の指定(3ヶ月以内など)があります。提出不要としている保険会社もあります。
ペット保険の申込方法「インターネット経由」
郵送以外の申込方法として、ほとんどのペット保険がインターネット申込に対応しています。
また、インターネット経由での申込みは、郵送に比べて保険開始までが早かったり、割引が適用されたりすることがあります。
インターネット経由での申込みの流れ
①保険会社のHPから加入申込ページにアクセスします。
②加入条件・契約内容を確認し、必要事項を入力していきます。
③保険会社による加入審査を通過・保険料の引落しが済むと契約完了です。完了時には保険会社から連絡があります。
④契約完了の通知が届き、保険開始となります。
インターネット経由で申込む際に必要なもの
郵送と同様に保険会社によって異なりますが、下記のものが必要になる場合が多いです。
・ペットの写真
・クレジットカード
インターネット経由での申込みでは、基本的に保険料の支払いはクレジットカードです。保険会社によってはそのほかの支払方法も選択できます
ペット保険の支払方法
ペット保険の保険料の支払方法は主にクレジットカード払いと口座振替の2種類があります。
ただし、ペット保険会社やプラン、申込方法などで選択できる支払方法が異なる場合があります。希望の支払方法がある場合は、申込みをする前に確認をするようにしましょう。
ペット保険会社の申込みページ
- PS保険
- 楽天ペット保険|スーパーペット保険
- SBIいきいき少短のペット保険
- アイペット損保|うちの子
- アイペット損保|うちの子ライト
- FPC|フリーペットほけん
- SBIプリズム少短|プリズムペット
- アニコム損保|どうぶつ健保ふぁみりぃ
- ペット&ファミリー損保|げんきナンバーわんスリム
申込み後、補償が開始されるのはいつ?待機期間を理解しよう
ペット保険には待機期間が設けられていることがあります。待機期間とは、保険の開始日から一定の間、保険金が支払われない期間のことです。ここではペット保険各社の待機期間を紹介します。
保険会社/商品名 | 待機期間 |
---|---|
アニコム損保 どうぶつ健保ふぁみりぃ |
病気は30日間 |
アイペット損保 うちの子/うちの子ライト |
なし |
FPC フリーペットほけん |
なし |
PS保険 | なし |
楽天ペット保険 スーパーペット保険 通院つきプラン |
病気は30日間 |
ペット&ファミリー損保 げんきナンバーわんスリム |
病気(ガンを除く)は30日間 ガンは90日間 |
SBIプリズム少短 プリズムペット いつでもパックプレミアム |
ガンは45日間 |
SBIプリズム少短 プリズムペット いつでもパック バリュー |
ガンは45日間 |
SBIプリズム少短 プリズムペット いつでもパック ライト |
ガンは45日間 |
SBIいきいき少短 スタンダードプラン |
病気は1か月間 |
SBIいきいき少短 ライトプラン |
病気は1か月間 |
ペット保険に申込む際は、補償が開始されるタイミングもあわせて確認しておきましょう。
※ここには保険商品の内容のすべてを記載しているものではありませんので、あくまで参考情報としてご使用ください。
※ここに記載されている保険商品の詳細な内容については、重要事項説明書および約款にて必ず全般的にご確認ください。
まとめ
すべてのペット保険に共通することではありませんが、郵送に比べるとインターネット経由での申込みは書類作成の手間を省けるなどのメリットがあります。
ただし、郵送でしか申し込めないペット保険もあるので、申込方法や必要書類などは事前に確認しておきましょう。
【募集文書番号】アイペット損害保険株式会社:募2406-058(26.04)/アニコム損害保険株式会社:W2201-0053/SBIプリズム少額短期保険株式会社:JACAP202300043/株式会社FPC:AL-KY231220-071(24.12)/ペット&ファミリー損害保険株式会社:24D072-240701/ペットメディカルサポート株式会社:ANI211115