入門編

フェレットを長生きさせる飼い方!必要な飼育環境や飼う際の注意点を解説

可愛らしいフェレットは癒しをくれるでしょう。そんなフェレットをお迎えしたいけど「どんなものが必要なの?」「フェレット飼う際の注意点は?」など疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、フェレットの種類ごとの性格やフェレットを飼う際に必要なもの、注意点などを紹介しています。これからフェレットを迎える方からすでに飼っている方までぜひご覧ください。

フェレットの性格や特徴と人気の高い種類

草むらのフェレット
長い胴体と愛くるしい見た目のフェレット。まずはフェレットの性格や種類を紹介します。

好奇心旺盛で人になつきやすい

フェレットは好奇心旺盛で、なつきやすい性格といわれています。あらゆるものに興味を持ち、遊びまわります。人になつきやすいため、一緒に遊ぶこともできます。

このようなフェレットのペットとしての歴史は長く、2,000年以上前から飼育されているといわれています。

また、人にかまってもらうことも好きで、少し怒られたくらいでは遊んでもらっていると思っているかもしれません。

一人暮らしでも飼いやすい

フェレットの標準的な体長はオスで35~40cm、メスで30~35cm、体重はメスが1kg前後、オスで1kg以上になりますが、犬や猫に比べると小さく飼いやすいといわれます。

また、1日の70%程は眠って過ごし、犬や猫に比べて鳴き声がしないことも飼いやすい理由です。

飼育スペースが小さくても問題ないことも飼いやすい理由のひとつに挙げられます。賃貸の物件や集合住宅でも、しっかりと世話をしていれば、近隣に迷惑をかけずに飼うことが可能です。

マーシャルフェレット

マーシャルフェレットは、おっとりとした性格で噛み癖が少なく初心者でも飼いやすいといわれています。

初めてフェレットをお迎えする初心者の方でも、安心といえるかもしれません。噛み癖が少ない理由としては、ある程度体が大きくなってから輸入され、赤ちゃんの時期に母親と過ごす時間が長いためと考えられています。

マウンテンビューフェレット

マウンテンビューフェレットもまた、噛み癖が比較的少ないといわれていますが、中にはなかなか噛み癖のなおらない子もいます。個体差が大きい種類といえるでしょう。

フェレットを初めてお迎えする方より、フェレットの飼育経験がある方の方が向いているといえるでしょう。しつけをしっかりできる自信のある方におススメです。

パスバレーフェレット

パスバレーフェレットは、マーシャルフェレットに比べて少し大きめのフェレットです。丈夫で病気になりにくい種類といわれています。

噛み癖のある子もいるため、フェレットを飼っていた経験があり、しつけがしっかりできる方に向いている種類でしょう。

ルビーフェレット

がっしりした体型で丸顔の子が多いです。人間に従順な子が多く、噛み癖も少ないです。そのため、初心者でも比較的飼いやすい種類といえるでしょう。

ただし、他の種類のフェレットとは相性が悪いことが多く、多頭飼いには向かない点は注意が必要です。

ファーファームアンゴラフェレット

ファーファームアンゴラフェレットは、マイペースな性格な子が多いです。気性がやや荒いですが、そこも魅力のひとつです。

元気いっぱいでわんぱくな子が多いため、フェレットの飼育に慣れている人に向いている種類といえるかもしれません。噛み癖をしつけできれば、たくさん遊んでくれる子になるでしょう。

フェレットに必要な飼育環境

見つめるフェレット
次にフェレットの飼育に必要なものや、環境について解説します。

ケージ

フェレットのケージは高さのあるものより、床面積が広いものがおススメです。

目安としては高さが60cm以上、奥行は45cm以上あるものが良いでしょう。ひとつのケージで、複数匹飼う場合はもう少し大きめのサイズの方が良いです。

また、縦型のケージはフェレットが楽しそうに遊んで見えますが、掃除がしずらかったり、ケガの原因になることがあります。

猫用のタワーを流用している方もいるようですが、フェレットは着地が苦手なため、はしごのないタイプは大ケガに繋がる恐れがあります。

給水ボトル

フェレットの給水器は大きく分けて2種類あります。ひとつはお皿に水が貯まるタイプと、もうひとつはノズルの先にボールが入っているタイプです。

金属製の方が細菌が繁殖しにくいなど、素材ごとの特徴もありますが、どちらのタイプの方が飼っているフェレットが飲みやすそうかで選ぶのもおススメです。

エサ入れ

フェレットのエサ入れには大きく分けて3種類あります。1つはお茶碗型のエサ入れ、次に円柱・台形型のエサ入れ、最後に固定型があります。

お茶碗型はエサが食べやすい、円柱・台形型は倒されにくい、固定型はいたずらされにくいという特徴があります。飼っているフェレットの性格などを考慮して選びましょう。

ハンモック

フェレットといえば、ハンモックをイメージする方も多いのではないでしょうか。

ハンモックにはオールシーズン使えるものや夏向け、冬向けがあります。オールシーズンタイプは、季節によって変える必要がないのがメリットです、夏向けのものは、メッシュ素材など涼しげなものが多いです。また、冬向けのものは、もこもことした素材のものも多く可愛らしいものが多いです。

形状に関しては、大型ポケット型、トンネルポケット型、サークル型、ポット型があります。飼っているフェレットが気に入る形状を探しましょう。

上記のようにハンモックは、季節と形状の2軸で考えることをおススメします。

トイレ・砂・シート

フェレットは、トイレに体をすっぽりとおさめてトイレをする習性があるため、フェレットの体がすっぽり入るタイプを選びましょう。フェレットは角に向かって、お尻をくっ付けるようにトイレをするため、ボックスタイプがおススメです。

トイレに使用するのは、シートよりも砂のほうがいいといわれています。その理由は、掃除のしやすさと誤飲の防止によるものです。また、猫用の砂を使用することは厳禁です。猫用の砂の中には、塊になるものもあるため、誤飲に繋がる可能性があります。

おもちゃ

フェレットは狩猟本能がある生き物です。そのため、何かを追いかけたり、捕まえたりするのが好きです。おもちゃにはいくつか種類があり、弾力のある棒先に羽などがついたものや床を這わせるように遊ぶもの、転がすものなどがあります。

飼っているフェレットが楽しそうに遊べるものを選択して、コミュニケーションをとるようにしましょう。

主なエサはフェレットフード

フェレット
フェレットは完全に肉食の生き物です。消化管が短いフェレットに食物繊維の多い野菜を与えてはいけません。

基本的なエサはフェレットフードです。フェレットに手作りのエサをあげたい場合は、おやつ程度にしましょう。

複数のフードをミックスしてあげる

フェレットは好き嫌いがはっきりとした性格です。嫌いなエサは空腹でも食べようとしません。

また、犬や猫のエサと異なりフェレットのフードは、生産量が少なく安定して供給されないことがあります。突然の生産中止もありえます。そうした際に、他のエサに切り替えてもフェレットが食べてくれないということも想定できます。

そのため、日頃から複数のフードをミックスしてあげておき、慣れさせておきましょう。ただし、フェレットのエサは一度開封すると劣化してしまうため、少なめの物を買う、冷蔵庫で保管するなど工夫が必要です。

イカやタコ、チョコなど与えてはいけないものに注意

フェレットにはあげていけないものがあります。野菜や果物は意外に思われるかもしれませんが、消化管が短いフェレットではおなかを壊してしまうことがあります。

与えてはいけないもの
  • イカ・タコ・カニ・貝
  • 玉ねぎ・ネギ・ニラ・ニンニク
  • チョコレート
  • マカダミアナッツ
  • 野菜・果物
  • 乳製品 など

フェレットを飼うときの注意点

フェレット
次にフェレットを飼う際の注意点をみていきましょう。

臭い対策を行う

フェレットには特有の臭いがあります。特に発情期は臭いが強くなる傾向にあります。去勢・避妊をしていても臭いがなくなるわけではありません。

日頃から、消臭剤や空気清浄機などで対策しておきましょう。

ケージから出す際は危険がないように環境を整える

フェレットと遊ぶ際など、ケージから出すこともあるかと思います。その際に、フェレットにとって危険なものがないように注意しましょう。

例えば、家電のケーブルは噛み付いてしまう可能性があり危険です。そのほかにも、前述のような、食べてはいけないものが出ていないかなども確認してください。

フェレットは好奇心旺盛で、いろいろなものに興味を持つため、ケージから出している間は目を離さないことが大切です。

毎日、コミュニケーションをとる

フェレットは活発な生き物のため、毎日遊ぶようにしましょう。少なくとも1日1時間程度は一緒に遊びましょう。

長時間外出をする際は、フェレットがひとりでも遊べるようにおもちゃを用意して、フェレットだけでも遊べるようにしてください。

温度管理をする

フェレットの最適な室温は15〜25度前後、湿度は40〜60%です。夏場は適温を超え、冬場は適温を下回ることがあるでしょう。エアコンやヒーターなどを活用してフェレットの適温に保つようにしましょう。

そのために、温度計や湿度計をケージの近くに設置して日頃から確認することも大切です。

フェレットを診てくれる病院を探しておく

フェレットがいつケガや病気をするかはわかりません。そうした際に、すぐに診てもらえるようにフェレットを診てくれる病院を探しておきましょう。

犬や猫を診てくれる病院は多いですが、フェレットをはじめとしたエキゾチックアニマルを診てくれる病院はまだまだ少ないためです。

集合住宅や賃貸の場合、飼って良いかの確認をする

集合住宅や賃貸に住んでいる場合、お迎えする前にフェレットを飼って良いか必ず確認してください。
ペット可としている賃貸などでも動物の大きさや種類に制限があることがあります。

後々、トラブルにならないように事前の確認が必須です。

こんなときには動物病院へ!フェレットが見せる体調不良のサイン

草むらのフェレット
フェレットの健康管理に気を付けていても、ケガや病気の可能性は拭えません。下記のような症状がみられた際は、動物病院の受診を検討してください。

体調不良のサイン
  • 食欲がない
  • 元気がない
  • 嘔吐・下痢
  • 脱毛
  • 排尿障害

一見元気そうに見えていても、身体の小さいフェレットでは人に比べて症状が進行していたり、急激に悪くなる可能性もあります。日頃からきちんと観察して、いつも違うところがないか気がつけるようにしましょう。

まとめ|フェレットの将来的な治療費の備えにはペット保険の加入もおすすめ

寝転がるフェレット
ここまでフェレットの飼い方をみてきました。フェレットは愛らしい見た目と人なつっこさで癒しをくれるでしょう。

フェレットに必要なものと飼育を環境を整えて、健康に長く生活できるようにしましょう。

ただ一方で、フェレットの健康を気にしていても、いつケガや病気をするかはわかりません。そうした際の備えに、ペット保険を検討してみるのはいかがでしょうか。下記の記事では、フェレットのペット保険についてまとめていますので、合わせてご覧ください。

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トリセツ編集部(アニマライフ)
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ペット保険のスペシャリストである少額短期保険募集人資格保有者が記事の執筆・監修をしています。ペット保険の情報をわかりやすくお伝えすべく、日々最先端のペット保険情報をチェックしています。犬や猫の「もしものとき」に備えるためのペット保険選びを正しい情報でサポートします。