この記事では、「愛猫のためにどの保険会社を選んだらいいか」迷うあなたのために、トリセツ編集部が厳選した保険会社を紹介するとともに、口コミ・評判なども含めたおすすめの比較方法をご紹介します。
疑問①そもそも猫に保険は必要?入るべき?
年々加入率が増加しているペット保険ですが、「本当にウチの猫を入れる必要あるの?」と、迷っているところではないでしょうか。
すでにペット保険に加入している飼い主さんの中には、「安心を買おうと思ってペット保険に入りました」という方も数多くいらっしゃいます。
ペットが病気になってしまった時にかかる手術費用や入院・通院費用は、運が悪ければ数十万円から100万円前後もの金額が掛かってしまうこともあります。
それだけの金額をポンと支払えるだけの経済力を持っている飼い主の方は限られてくるのではないでしょうか…?
一方で、「絶対にケガや病気になるとは限らないのに保険料を払うぐらいなら、その分の金額を貯金に回したほうがいいんじゃないか?」と考える人もいるでしょう。
この考え方も一理あるように思えますが、一方で「いつ起こるかわからない“いざという時”のためにお金を貯めること自体が難しい」と感じて、ペット保険に加入する方もいらっしゃいます。
あなたは計画的にお金を貯められるタイプでしょうか?
もしも「私はお金が必要になるタイミングをピッタリ予測するのが得意だし、必要な金額を計算して、毎月一定額以上のお金を計画的に積み立てていく自信があるよ」というのであれば、ここから先は読み飛ばしてもらっても構いません。
ですが、「動物にかかる医療費のことはよく分からないし、将来必要になるお金を計画的に貯められるかどうか不安だな…」と少しでも感じるのであれば、以下の記事が役に立つでしょう。
上の記事は5分もあれば十分に読めるので、これを読んだ上で、「愛猫を保険に入れるのか」「それとも1円でも多く貯蓄に回すのか」、最終判断を下すための参考にしていただければ幸いです!
ペット保険への加入を迷っていらっしゃるのであれば、ぜひクリックしてお読みください。
疑問②猫の保険を提供している保険会社とその特徴は?
ペット保険の需要増加に伴い、ペット保険を取り扱う保険会社も増えています。
例えば、実際にペット保険に加入している飼い主の方々の間で、「いざという時に便利」「とても助かる」と評判なのが「窓口清算」に対応しているタイプの保険です。
「窓口精算」に対応可能な保険であれば、ペットを病院へ連れて行ったその日に、病院の窓口で保険金の支払いを受けられます。
窓口精算以外の方法で保険金を受け取る場合は、治療にかかる費用をいったん立て替えた上で、保険会社へ医療費を請求するという手続きが必要です。
ある飼い主の方は、「急なケガが原因で、いきなり何万円もの治療費がかかってしまう時は窓口精算だと助かる」とおっしゃっています。
また、「ペットが継続して長年通院となると、(医療費請求の)手間が面倒くさい」というお声もあります。
さらに、ペット保険のなかには、治療費の補償以外にも「ちょっとした不安を獣医師に相談できる」「お得なポイントが貯まる」などの特典がついているプランもあります。
下記の記事では各保険会社の商品の違いを一覧で比較することができます。まずは各商品の特徴や気になる点を把握したいという方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
疑問③猫の保険はどうやって比較したらいい?
保険を選ぶうえでの基準は、飼い主さんによって様々です。
「いろいろな保険会社の口コミをチェックして、評判が良さそうなところを選びました」という方もいれば、「家計に余裕を持たせるため、とにかく保険料が手頃な会社がよかった」とおっしゃる方もいます。
「ネコが年齢が10歳を超えていることもあって、高齢でも入れる保険を選ぶことになりました」とおっしゃる方もいるように、ネコちゃんの年齢や病歴によっても、選べる会社やプランが左右されてきます。
下記の記事では「保険料」や「補償内容」などペット保険選びのポイントに加えて、「人気ランキング」や「口コミ」など、選択肢が多すぎてどう選べばいいか悩ましい猫の保険を比較する方法をご紹介しています。
ペット保険の選び方を知りたい方はこちらの記事をご一読ください。
疑問④高齢の猫や持病がある猫でも加入できる?
猫が高齢になり、通院回数も増えてきて、ペット保険加入の検討を始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般的に、猫が高齢になるほど加入できる保険の選択肢は少なくなってきます。
10歳など、ある程度の年齢を超えると、「今からでも加入できる保険はあるのかな?」と、不安を感じるかもしれません。
しかし、まだ諦めるのは早いのではないでしょうか?
実際に、数こそ多くないですが、10歳〜12歳11ヶ月と比較的高齢の猫でも新規加入の対象としている保険は存在します。
また、年齢が不明である場合でも獣医師による推定年齢で加入可能なペット保険もあります。
下記の記事では、
「シニアの猫でも入れるペット保険はどれ?」
「持病があっても入れる保険はある?」
「年齢不明でも入れる?」
「終身で加入できる?」
「高齢猫の保険選びのポイントは?」
など、猫のためのペット保険選びでよくある、年齢に関する疑問に回答しています。
シニア猫のためのペット保険を探している方に役立つ内容になっています。ぜひご一読ください。
疑問⑤猫の保険で補償されるケガ・病気は?
ペット保険は、必ずしもすべての治療費を補償してくれるわけではありません。
プランによっては、補償対象外となる病気やケガが定められています。
猫がかかりやすい病気の中でも代表的なものとして、
- 腎不全
- 尿路結石症
などがあげられます。
「人間のお年寄りがかかる病気と似ているなあ」
と思われたのではないでしょうか?
実際、猫の病気には人間がかかる病気と共通しているものがいくつもあります。
このような背景もあり、近年の医療技術の発達によって私たち人間の平均寿命が伸びているのと同様、「猫の寿命を伸ばすための医療」についても選択肢が増えてきているのです。
これから選ぶペット保険の種類によっても、選べる医療の幅が違ってくる可能性も十分にあります。
以下の記事では、猫がかかりやすい腎臓病など、飼い主さんにとって気になる症例に関して、ペット保険で補償されるかどうかを解説しています。
特に腎臓病は基本的に治ることのない病気なので、一度かかってしまった場合は定期的な通院が必要となるでしょう。
このような場合、ペット保険に入っているかどうか次第で、トータルで支払うことになる保険料の総額がかなり変わってくる可能性があります。
ペット保険を利用した経験がないと理解が難しい「補償対象外項目」について理解し、後悔のないペット保険選びをするために、以下の記事も是非ご一読ください。
まとめ
猫の保険選びでは、まず、「そもそも入るべきかどうか」というのが問題になるかもしれません。
結論をいえば、「計画的にお金を貯められる」という自信がなければ、やはりいざという時に備えてペット保険へ入っておいた方が無難でしょう。
また、ネコちゃんが突然のケガや病気に襲われたときなど、突然のタイミングでの支払いで助かるのが「窓口精算」が可能な保険です。
窓口であなた自身のお財布から立て替えることなく、その場で保険金を受け取れるということで「心強い」「便利」と評判です。
また、愛猫が9歳〜10歳を超えた高齢であれば必然的に、高齢でも加入できる保険が選択肢となってくるでしょう。